左右の半球で役割が異なる人間の大脳
より深く理解してもらうために、ここでちょっと、
人間の大脳を解剖学的に見てみることにしましょう
人間の大脳は深いシワで表面が一面に覆われており、
正中線(正面から人間を見た場合に中心となる縦の対象線)に、
対応する中央の位置に、深い溝があります
この深い溝には左右の脳を連結する神経の橋があって、
脳梁と呼ばれています
ここを中心に大脳は、ほぼ左右対称の形になっています
また脳梁と直角に交差するように、大脳のほぼ真中に上下に走っている、
脳梁よりやや浅い溝があり、これを中心溝と呼んでいます
さらに、この中心溝の前方(額の側)を前頭葉、
それより背面の後方(大脳の中心部よりわずかに後方)を頭頂葉、
後方にある部分を後頭葉、外側溝より斜めに走る下側を側頭葉と呼んでいます
そして、これらの領域が全体で漠然とさまざまな作業を受け持っているのではなく、
この領域は視覚、この領域は聴覚、この領域は運動、この領域は言語・・・というように、
責任分担を明確にして働いているのです
そのことは、ポジトロン観測や、他のさまざまな臨床医学的な方法などによって、
たとえば、脳出血、脳血栓、脳腫瘍などで大脳の一部だけが失われると、
それに伴ってどういう能力が失われるか、といったことなどで、
次第に明らかになってきました
さて、大脳は一見したところ左右対称に見えますが、
よくよく見ると厳密に左右対称ではなく、顔と同じようにわずかな差異があります
微妙に違っているのは、脳細胞の領域ごとに受け持っている、
業務の内容がすべて異なっているためなのです
そして・・・
脳を活性化させるとこうなります
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